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最新FXニュース[ニュース](2013/07/22)
SBI FXTRADE、スプレッドを拡大 米ドルは0.29銭
先週は当サイトにとっては衝撃的なニュースがありました。今、低スプレッドで人気のFX会社といえばSBI FXTRADEですが、それが突然、スプレッドの拡大を発表したのですね。

スプレッドの縮小ではなく拡大です。

FX業者間の競争が激しい昨今、スプレッドの縮小はあっても拡大はなかなかないことに加え、それが最低スプレッドで人気のSBI FXTRADEだっただけに余計、驚きが大きかったわけですね。

その背景を同社発表からチェックしてみると、このようになっています。

「本年6月に金融市場全体でみられた混乱以降、外国為替市場では取引流動性が著しく低下した状態が続いております。こうした状況下において、当社提供の低スプレッドを狙った高頻度売買等の取引フローが、カバー先であるSBIリクイディティ・マーケットを通じ今以上に過大にインターバンクに流れますと、公正な取引レートのもととなるインターバンク間での適正なプライス形成すら阻害してしまうこととなります」とのことです。

何だかよくわからない説明ですね・・・。

まず「外国為替市場で取引流動性が著しく低下した状態が続いている」というのは事実なのでしょうか?

少なくとも6月は過去最高のFX取引高になったということですから、取引流動性が低下しているというのはちょっとにわかに信じられません。

>>>[ニュース]FXの取引高、6月は500兆円超え 3ヶ月連続で最高値

次に「公正な取引レートのもととなるインターバンク間での適正なプライス形成すら阻害してしまう」とのことですが、何を持って適正なプライス形成と言うのでしょうか?おそらく適正なプライスと不適正なプライスの間に線引きはできないでしょうし、仮にどんなプライスになろうとSBI FXTRADEがリスクを取るのではない以上、利用者のリスクであり、SBI FXTRADEには文句はないはずです。

さらに上記理由が合理的なものだとしても、スプレッドを拡大すれば解決すると考える理由がこれまたよく分からないですね。

結局のところ、SBI FXTRADE社の低スプレッドを狙った取引が大きくなりすぎてレートがゆがみ、SBI FXTRADE社もしくはそのカバー先であるSBIリクイディティ・マーケット社において相応の損失が出て耐え切れなくなった、というのが真相なのでしょうね。

さもないと取引を拡大するチャンスの今、わざわざ条件を「改悪」させる理由が分かりません。

さて気になる新しいスプレッドですがこのようになっています。



1万通貨まで、という条件つきではありますが、一応、米ドルのスプレッドは0.29銭など、業界最低水準は維持していますね。その点では既存のユーザーもSBI FXTRADE社を使い続ける理由となりそうです。

加えて同社の発表によれば、「今後、マーケットがお客様の取引フローを適正に吸収できる状態へと回復した際には、改めまして新しいスプレッドをご提示させていただく所存です。」とのことで、将来的なスプレッドの引き下げも示唆しています。

これにどこまで期待していいのかは分かりませんが、少なくとも一般ユーザーであれば、新しいスプレッドでもとりあえず不利益はなさそうですね。

そのうち、また「10銭」という驚異的な低スプレッドが復活することを期待したいと思います。

>>>SBI FXTRADEの最新のスプレッドや口座サービスについて詳しくはこちら

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